気ままに誤読録

著者の意図とは違うかもしれないけど、自分なりの気づきを「誤読」として紹介していく、そんな読書ブログです。

【エッセンシャル思考】(グレッグ・マキューン)

遅ればせながら読みました。

 

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如何に余計なものを削るか、そのために如何に相手に「上手に」NOを伝えるか、ほんま大事になってくると改めて感じました。

 

そうじゃないと他人が決める人生を生きてしまい、死ぬときめっちゃ後悔すると思うので。。。

 

「全部手に入れよう、全部やろう」とするうちに、私たちは知らず知らず何かを失っている。

 

自分の時間とエネルギーをどこに注ぐか決められずにいるうちに、誰か(上司、同僚、顧客、家族等々)が私たちのやるべきことを決めてしまう。

 

そうして思考停止に陥り、自分にとって何が大事なのかわからなくなる。自分で選べない人は、他人の言いなりになるしかないのだ。

 

(中略)

 

ノーを言うのは、誰だって不安だ。

 

せっかくのチャンスを逃すのは怖いし、自分の立場がまずくなるのは困る。

 

尊敬する上司や大事な仲間を失望させたくない。そう思うのは自然であり、何も悪いことではない。

 

だが、そういう気持ちに打ち克ってノーを言うことができなければ、それよりはるかに大切なものを失うことになってしまう。

 

非エッセンシャル思考の人は、周囲の期待やプレッシャーに負けて、不本意なイエスを言ってしまう。

 

よく考えもせず、相手を喜ばせるためだけに仕事を引き受ける。

 

単純に、そのほうが気分がいいからだ。