気ままに誤読録

著者の意図とは違うかもしれないけど、自分なりの気づきを「誤読」として紹介していく、そんな読書ブログです。

東久留米市商工会 西東京商工会 「人財確保・生産性支援事業」の成果発表会

昨日は川崎フロンターレバンディエラ中村憲剛選手のおひざ元の東久留米で「人財確保・生産性支援事業」の成果発表会にオブザーバーとして参加させていただきました。

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グループディスカッションの際に、参加企業の方のお話をいろいろ聞かせていただきましたが、4月から施行の働き方改革法、中小企業には死活問題になりそうですね。。。以前何かの記事でも読みましたが、そもそも人不足の激しい業界で有給100%消化とか、ちょっと無理ゲーですよね。。。

そもそも働き方改革法って日本人の生産性が先進国に比べて低い、というところが発端となって、生産性を上げるには分母の労働時間を減らせ、という政府の安易というかロクに何も考えていない発想から時短とか有給とかを制度で縛る、という流れになってしまっていると理解しているのですが、生産性が低い主な要因は、「大企業のホワイトカラー」だと思ってるんですけど違いましたっけ?かつての私もうそうですけど(^^;

先日富士通が20,000人の間接要員のうち5,000人を異動or転籍させるニュースがありましたが、20,000人の間接要員ってすごいですよね。全ては解雇規制が強すぎることが原因ですが、大企業のほとんどは同じような悩みを抱えているはずです。仕事はないけど解雇できないから無理やり仕事を作る、なんてことも普通にあったりするわけですから、当然生産性の「平均値」は下がります。

そこにメスを入れるのが本格的な対処のはずですけど、そこは放置のまま、時短しろ、有給とれ、なんですよね。大企業はなんだかんだリソースがありますから大変ながらもなんとかしてしまうと思うのですが、中小企業はほんと死活問題ですよね。人がいないですから。有給全消化なんていったら、仕事が止まってしまう。じゃあ法律のために売り上げ下げてでも店閉めるのか?という話にもなりますし、福祉事業なんてそもそも店閉められないことが多いでしょうし。

解決策は、大企業で余っているひとたちの中小企業への労働力移転くらいしかぱっと思いつきませんが、そこの移転をやりやすくするような法整備とかしてくれたらいいのにな、と思いつつ、そこについては何も力になれずもどかしさを感じます。

と、働き方改革法にモヤモヤする一方で、中小企業さんの他の生の声としては、職場のモチベーション向上、そのためのコミュニケーションに課題感を持たれている方も多いことがわかりましたので、そのへんはアドラーコミュニケーションでなんとか力になれたらなぁ、という想いも持ちつつ、会場を後にしました。

で、駅についてふと駅名標をみると、東久留米の駅番号、なんと14番じゃないですか!
そうです、中村憲剛選手の背番号です(笑)

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ということで、1人謎のテンションで西武池袋線に乗り込む40代男性(墨田区在住)でございました🚃