気ままに誤読録

著者の意図とは違うかもしれないけど、自分なりの気づきを「誤読」として紹介していく、そんな読書ブログです。

【シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング】(世古詞一)

ちまたで言われている1on1ってどういうこと?

と気になっていたので読んでみました。

 

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1on1ってどうでしょう、流行ってるんですかね?

 

有名なYahoo!さんとかを除いて、どれくらいの企業で導入されてるんでしょうか?

 

個人的には、「本来目的に沿った適切な形で運用されるならば」という条件付きで、日本の全職場に導入されればいいのにと思う1on1でございますが、この本はその教科書的なものかなと感じました。ステップを踏んで非常に丁寧に書かれています。

 

ですが、、、

 

文中の対話例などを見るに、この本に書かれていることを効果的に実践するにはある程度のコーチング技術も求められますし、もっというとコーチとしての在り方で臨まなければ、なかなかうまくいかないと思うんですよね。

 

実際、苦労されているマネージャーさんも多いのではないでしょうか。

 

今はリソース配分の関係からこの辺をサポートする取り組みは後回しになっていますが、1on1に悩まれているマネージャーさんをサポートすることで、幸せな職場が増え、その結果として生産性・創造性が高まり、経済が発展していくということにも貢献したいという想いもありますので、将来的にはこのあたりの応援もできたらいいなぁなんて思ってます。