気ままに誤読録

著者の意図とは違うかもしれないけど、自分なりの気づきを「誤読」として紹介していく、そんな読書ブログです。

【100分de名著 夜と霧】(諸富祥彦)

荒木さんの投稿に触発されたものの、がっつり読むのは躊躇われたので要約本で。

 

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人生の意味を問うのではなく、人生から問いかけられていることに応えていく。

 

このへんは田坂さんの「すべては導かれている」に近いなと、個人的には思いました。

 

田坂さんの表現だと、

 

「この出来事は自分に何を伝えようとしているのか」を問い

 

「これは自分にこういうことを伝えるために起こったんだな」と解釈し

 

その「メッセージ」に応えるべく行動していく

 

ということ。

 

そして、その

 

「解釈力」を磨いていくこと

 

が肝になると。

 

で、その考えの前提としてあるのは、田坂さんもフランクルも、

 

人生はよりよい方向に導かれていくものである

 

ということではないかと。

 

この「私の解釈」が適切かどうかはさておき、今の私はそう捉えたので、引き続き、そのような考え方で生きていきたいなと思います。

 

どのような考え方で生きようとするかという「態度価値」は、自分で選択でき、誰も奪うことはできない、とフランクルも言ってますしね。