【世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由】(荒木博之)を読む前に何か書いてみる
今日届いたばかりなのでまだ読んでませんよ。読んでませんけど、昨日の「大賀康史のbook cafe」でのこの本の紹介でいろいろ考えさせられるところがあったので、それについての感想でございます。
ちなみに私はKindle派なんですけど、これはご本人からサインをいただきたいので久々にリアル本購入です。そういえばビジネス書図鑑もまだサインもらってない。機会をうかがわないとなぁ。。。
で、一昨日のブックカフェの話で印象に残っているのが、「アホなことしたなー」で終わらせないということ。
そうじゃなくて、仮に自分がそのときその立場だったらどうだったか?と想像してみる。そうすると、「・・・たぶん俺もやっちまうわ・・・」となる。
となると明日はわが身です。
同じ状況じゃなくても抽象化すると自分にも似たようなケースは起こるかもしれない。そうなったとき、どうすれば自分は落とし穴にはまらずにすむのか、それを考えていくということですね。「アホだなー」で済ませていいのはパーク・マンサーだけです(古い?)
この話で思い出したのがですね、以前もちょっと書いたことがあるんですけど、いろんな不祥事ですね。中でも有名人の麻薬系。
麻薬に手を出すのは法律違反であり非難される対象なんですけど、そこに手を出すまでの経緯というか、ストーリーがあるはずなんですよね。
単なる悪乗りで「ウェーイ」って感じで手を出す人もいるんでしょうけど、有名人であるが故にすごくしんどいとき、孤独になっているときに、これまた有名人であるがゆえに寄ってくるいろんな悪い人に影響されて、そそのかされて、つい悪魔のささやきが心のエゴから出てしまって、、、というケースもあると思うんです。
私は基本野球人ですからエリカ様の事件よりも清原氏に想いを馳せるわけでありますが。
18歳のときからね、周りからあれだけ注目されてチヤホヤされたり、逆にドーンと突き落とされたりしたら、自分もたぶんメンタル持ちませんよ。
でまた思いたのが、私は観てませんけど、話題となった映画「ジョーカー」もそういう感じなんじゃないですかね?
ジョーカーも最初から「悪」だったわけではなく、子供の頃からあんなことがあって、こんなことがあって、でさらにあんなことがあって、、、ということが続いた結果、悪役としての「ジョーカー」となってしまったという映画なんですよね?(違ってたらごめんなさい)
自分ももしジョーカーと同じような人生を歩んでいたら・・・、そんな想像力を働かせてみるということですね。
そういう想像力を持つ人が増えていけば、世の中も優しくなると思うんですよね。生きやすくなるというか。
で、そうだよね、そうなるよね、と寄り添う一方、じゃあそうならないように、そうなる人を少しでも減らすにはどうしたらいいか。
そう考えられる個人でありたいですし、そういう社会になってほしいなぁと思います。
そしてそして、個人の生き方にしろ、企業の経営にしろ、そのような落とし穴にハマらないためにはどうすればいいのか?
いろいろあるんでしょうけど、やはり「学習」ではないかと。
加えて「過去にこういう失敗例があったから気を付けよう」という謙虚な姿勢かと。
そこでこの本に戻ると、帯には、
「『倒産』は教訓と知恵の宝庫である。」
と書かれてまして、ほんとにそうだと思うんです。
私の大好きな「しくじり先生」もそうですけど。
ということで、まだ読んでないくせにつらつら書きましたが、どのケースから読みましょうかね😎
やはり神戸出身者としては、小学校の社会科の授業「わたしたちの神戸市」に出てきた「鈴木商店」でしょうか(笑)
ちょっと先に読まないといけない本がいくつかあるので、冬休みの楽しみにとっておきたいと思います。
おしまい。