気ままに誤読録

著者の意図とは違うかもしれないけど、自分なりの気づきを「誤読」として紹介していく、そんな読書ブログです。

withコロナ時代と「7つの習慣」

主催しているミニ勉強会の「ゆる~く学ぼう」の先週のテーマは「7つの習慣」だったのですが、その個人的な振り返りメモです。


最近はやはり「withコロナの世界」が気になりまくりで、News Picksも久しぶりに有料会員になるなどいろいろと情報収集をしているのですが、現時点で把握したwithコロナ時代で求められることを踏まえると、「7つの習慣」はこれからも非常に大事になる考え方だなと改めて感じました。

 
いろいろと情報収集した中でWithコロナ時代のキーワードとして強く印象が残っているのは、ヤフーCSOの安宅さんが提唱された「開疎化」です。

(参考URL)

 

詳細は上記リンクからご確認いただきたいのですが(もっというとNews Picksの有料会員になって動画フルバージョンを観ていただきたいのですが)、ものすごく簡単にいうと、
 
①「物理的に閉じられた空間×人が密集している空間」

から

②「物理的にオープンな空間×人が密集していない空間」

へシフトしていくということですね。


産業革命以降、人類はずっと①を目指して効率化を追求してきたけど、それがNGになる時代になってしまったと。だから①でやってきた企業や個人は②に転換せざるを得ないわけですね。

 

もう少し詳しくいうと、その中間もあるのですが、その中間はどこまで許容されるのか現時点ではまだまだわからないですね。ただ、それが許容されない時代になると私の愛するJリーグが成り立たなくなるので個人的にかなり辛くなるわけですが。。。ソーシャルディスタンスを保った観客席なんて想像できないし(^^;

 
ということでこの考え方を前提にした場合、企業としては①から②への事業転換、個人としては①から②への働き方転換が求められるわけですが、「どうピボットさせるか」がこれから問われていきます。

 

でもって、ピボットというのは「軸足が定まっていて、もう片方の足をどこに踏み出すか」という意味だと理解しているのですが、軸足の考え方としては「事業」と「ビジョン・理念」の2種類があると思います。
たとえば店舗型の飲食店がデリバリーを始めるというのは軸足を「事業」とする考え方ですね。これはわかりやすいです。一方で軸足を「ビジョン・理念」とする場合は抽象度が高まりますので、ピボットの選択肢がかなり広がると思っています。

 

そして「ビジョン・理念」というのは「自分はどう在り続けたいのか」「自分はどんな形で世に貢献していきたいのか」という「在り方・Being」に基づくものですので、前に進む「感情エネルギー」が伴うピボットになりますよね。

 

なので個人的にはですね、直近ではひとまず手早くキャッシュを生み出すための「既存事業」「既存仕事」軸のピボットを考えるとしても、中長期的にはパワーの湧いてくる「ビジョン・理念」ドリブンのピボットを考えていくのがいいんじゃないかと思う訳であります。

 
そうなったとき、、、

 
7つの習慣に話を戻しますと、第2の習慣である「自分自身のミッション・ステートメント」を定める、というのはまさに「ビジョン・理念=ピボットの軸」を定めることにつながります。

 

「自分が死んだとき、葬式には誰に来てもらってどんな弔辞を読んでもらいたいのか」 

「であるならば、自分はどんなことを大切にして生きていきたいのか」 

 

この問いから定めたミッション・ステートメントが、「自分の在りたい姿」となり、「ビジョン・理念」に繋がっていくわけですね。
 

ということでえらく長くなりましたが、この7つの習慣、withコロナにおいても非常に大事な考え方だと再認識した今回の学びでございました🙂
 

そして今週のテーマは「禅」。私も日本人のくせにこのテーマについては全然わかっていないので純粋に楽しみです😅