気ままに誤読録

著者の意図とは違うかもしれないけど、自分なりの気づきを「誤読」として紹介していく、そんな読書ブログです。

今年の音声メディアベスト3

去年と今年の大きな違いとしては、音声メディアからのインプットが各段に増えたことでした。ということで、今年自分にとって特に学びの大きかった番組ベスト3の紹介です。
 
【1位】荒木博之のBookCafe
https://voicy.jp/channel/794

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これはもう説明不要ですね(笑)。大学院時代、学びの質を劇的に上げていただいた恩師である荒木さん(マスター)の番組です。
 
個人的には荒木さんのクラスを受けたのが2014年で、5年ぶりくらいにクラスを受けているような感じで毎日楽しく聞いています。当然ながら対談や解説自体も学びになりますし、気になった本は実際に読んでみてブログに書いてみたりとか、本当に知の刺激を毎日貰い続けているといいますか、そんな番組です。
 
そして毎日欠かさず配信するという、フロムの「与えることが最上の喜び」を地で行く方なので、こちらも毎日聞かざるを得なくて(私が勝手にそうしているだけですがw)、他の番組を聞く時間が減ってしまうというのが嬉しい悲鳴でございますが、これからも楽しみに聞き続けていきたいと思います。
 
 
【2位】心屋仁之助の「ホントの自分を見つけるラジオ」
http://podcast6.kiqtas.jp/kokoroya/
 

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この番組は自分の在り方(Being)にすごく影響を与えてくれました。別にいいじゃないかぁ、と肩の力を抜くような。そのほうが生きるのが楽になって、人生も良い循環が周るといいますか。
 
そしてなんといっても前者後者論ですね😎
 
今年何度かシェアしていますが、気になる方は改めてこちらを。
http://podcast6.kiqtas.jp/kokoroya/archives/2016/05/3.html
 
この考え方を知ることで救われた人、自分の周りにそこそこいます。クライアントさんの1人はそれで楽に生きられるようになってさらに結果もついてくる出来事が起きたり。
 
ちなみに私は前者なのですが、前者後者の違いに気づくことでいちいち後者の行動に腹を立てなくなりました 笑
一方で、これまでの世界にないイノベーション的な発想は後者の役割であって、我々のような「既存の枠組みでいかに上手くやるか考える」前者にはできないことなので、そこを手放すことができたのも楽になれた要素でした。
 
この前者後者論を知って一番人生が変わるタイプの人は、「後者なのに前者にならねば」と思って苦手なことをずっと頑張ってきた人。世の中は基本、前者を求めますからね。学校教育、企業教育も全て「前者になれ教育」。MBAなんて前者教育の極みみたいなもんです 笑
 
そこで、「あ、自分は後者だった」と気づくことで見える景色ががらっと変わったりします。ということで、↑のリンクは一度は試しに聞いてみてほしい放送回です。でもって、できればそのあと20回分くらい聞けば、より一層前者後者の解像度が上がっていくのでオススメです。
 
 
【3位】歴史を面白く学ぶコテンラジオ_COTEN RADIO
https://www.youtube.com/channel/UCr5zQB5J5DJqZfar_WyWFAw
 

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この番組は先日 久末 学 (Manabu Hisasue) さんも紹介されていましたが、歴史を学びたいなーとなんとなく思っていた時に面白そうだから聞き始めたのですが、かなり勉強になってます。最近はちょっとさぼっていますが、現在第46回くらいまで聞いています。
 
この番組に惹かれるところは、歴史上の人物の背景を超絶詳しく教えてくれるところですね。この人は実はこうだったとか、実はこうだったけど、こういう流れで別に大した能力もないのに権力を持つに至ったとか、そういったところ。
 
というのはですね、いつかの回でパーソナリティの深井さんが話されていたんですけど、彼は歴史が好きというよりは、「人間そのもの」に興味があって探求されているんですね。人はこういうときどういう行動を取るのか、ということを歴史上の人物を通して学んでいく。そういうパッションで歴史の探求をされているそうです。
 
で、そこになぜ私が響くのかというと、才能心理学の観点で「この人はなぜここまで歴史が好きなんだろうか?」「その感情の源泉はどこにあるんだろうか?」という興味がわくからなんですね。
 
そんな感じで、歴史も学びつつ、「人間とは」というものも学べる、そんなありがたい番組です。積読ならぬ、積聴が溜まっているのでまた再開しないと(^^;
 
 
ということで以上が今年の音声メディアベスト3でした。
他にもいくつか聞いているんですが、書き出すと終わらないのでここでやめておきます。
 
おしまい。