「見るだけでわかる!ビジネス書図鑑」トークイベントでの気づき①
荒木さんトークイベントの感想その1、【Stock】についてです。
まず荒木さんが投影した添付画像の公式↓ですが
(今回のトークイベントは、内容についてすべて「開示可」となっています)
【経験数 × Stock率 = 成長】
これは「学びのための読書」に関する公式ですね。
いくら読書の数(経験数)を積み重ねても、それを自分の頭にストックできなければ成長しないですよ、という話です。
でもこのシンプルな公式、わかっちゃいるけど読書は一種の達成感も味わえてしまうので、ついつい「読むこと」が自己目的化してしまいます。その結果、「本をこれだけ読んだ」という自己肯定感は残るかもしれないけど、実質的には成長していない、なんてことがよくあります。
そんな状況を回避するためには「いかにStock率を高めるか」がキモとなり、そのStock率を高めるための手段を荒木さんオリジナルの形で体現したのが今回のビジネス書図鑑ということですね😎
この「読書のStock」について自分に照らし合わせて考えてみると、読書の目的によってStockのフィルターを変えていることに改めて気づきました。
ここ最近は「専門性を磨く」目的の読書が多いため、自分の専門性の着眼点をフックにして情報をStockし、それ以外を捨てている感じです。
具体的には「ライフシフト」「才能心理学」「アドラー心理学」「コーチング・コミュニケーション」「幸福学・Well-Being」「引き寄せ・脳科学」といったあたりをフックにStockしています。
最近だと、覚えている方もいるかもしれませんが、例えば才能心理学視点で「新庄剛志さん」や「未来食堂の小林せかいさん」の事例をFBに投稿したりしています。ちなみに今すごく気になっているのは「ヒロシ」です(笑)。新刊読みたい(゚∀゚)
以上のように「今は専門性を磨くとき」と考えているので、特定テーマに偏らせる形でStockしていますが、それは一方で「幅広く読む」という行為をあえて捨てているということでもあります。
もうそこは割り切ってやっているのですが、それでもですね、、、注目されている本の内容もちょっとは知っておきたいという小さな欲もあります(笑)。
まさに、そんなときに助かるのが今回のビジネス書図鑑ですね!!ありがたやー🙂(宣伝!)
その点では、荒木さんがアドバイザーを務めておられる(宣伝!)フライヤーも活用してみようと思いました。
また、そのうち「いろんなテーマをバランス重視で」読むタイミングも来ると思います。そのときは今回の荒木さんのお話をヒントに、「あえて3点に絞る」「勇気をもって9割は捨てる」「読みたいという重力に負けず、読む前の構造の理解にかなりの力を入れる」といったことにチャレンジしてみたいと思いました。
そして、ちょっと話は変わりますが、この「経験数×Stock率=成長」の公式。
これは私が経営戦略Version1勉強会の中で重ね重ね申し上げていることでもあります。
「思考の枠」を持っていないと、いくらケースをこなしても情報がダダ漏れしてしまいStockされない、ということですね。
引き続き勉強会という形で「ケースからの学びのStock化」のお手伝いさせていただこうと思うとともに、情報をStockするための「枠」「フィルター」「フック」といったものを、自分がどういう意図をもって設定するか、その重要性を再認識した代官山の夜でございました。
「Stock編」は以上。次回は「Wants編」です。